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2009年04月18日

水彩メイキング 菜の花スケッチその2

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スパッタリング



 大まかな彩色が終わったら、地面と菜の花に変化をつけるために、スパッタリングでテクスチャーをつけます。ちょうど地面の小さなでこぼこに陰が出来るように、地面に絵の具でハネを飛ばします。
 写真では片手でやっているように見えますが、もう一本の腕はカメラを持って撮影しているので(笑)、実際には右手の筆を左手の指にこすりつけるようにしてハネを飛ばしています。ことばじゃうまく言えないけど、とにかくハネを飛ばせばいいので、要らない紙の上で練習してみて下さい。

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 菜の花の方は、黄色い花から見え隠れする葉っぱや茎のみどりを表現するつもりで、緑色をちょっぴりスパッタリングします。偶然が左右する技法なので、気楽に適当にやった方が面白い効果が出ます。

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地面と菜の花の部分のスパッタリング(完成画像の部分)


遠景の桜をにじみで描く



 つぎに、遠景の林を描きます。じつは林の手前には5分咲きの桜があるのですが、それをにじみの技法で描いてしまおうと思います。

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 最初に遠景の林を塗ります。遠景なので、緑よりは青みがかったグレーのような感じですが、木を一本ずつ見ないで、全部「かたまり」にして塗ってしまいます。空との境目を不規則なギザギザにして木の梢を表現すればOKです。たっぷり絵の具を用意して、一色で単調にならないように紫やグリーンもにじませながら。

 林を塗り終わったら、絵の具が乾ききる前に、薄いピンク色を桜の木のあたりにポンポンと置いていきます。林の絵の具があまりぬれているとピンクが拡散して消えてしまいます。少し乾いてから、たっぷり水で溶かした薄目のピンクを置いていくと、ピンク色の水が林の絵の具の色を押し流すように滲んで、桜の木のようなにじみになります。

 桜のピンクを置いたあとで、遠景の林と菜の花の境目には、濃いめの茶色〜ブルーグレーをちょっぴりにじませてコントラストをつけると、菜の花の黄色が引き立つようになります。

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 最後に、シルエットになっている中景の木と、前景の柵やその影を描き込んでいきます。シルエットになってはいても、明暗はあるので、最初にいちばんくらい所を濃い絵の具で描いて、あとで薄い絵の具で全体を描くと立体的になります。
 中景の木々は、黒々と描くと目立ちすぎるので、手前の柵よりは薄くします。柵の影はそんなに濃いわけではないので、下の地面の濃淡が透けて見える程度の濃さに押さえると影らしくなります。
 ホワイトで柵が日光で明るくなったところや、中景の木立のハイライトを描いて完成。

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サイズ:283×178 紙:ファブリアーノ・トラディショナルホワイト300g

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今月の水彩クラス


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労働のあとは、これが必要だ。
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posted by くどうさとし at 23:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 菜の花スケッチメイキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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