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2011年01月06日

水彩画 Good Morning Vietnam

1101GMVietnam01_660.jpg

Good Morning Vietnam
(グッドモーニング ベトナム)
ロビン ウィリアムス主演の映画じゃないよ。
ベトナムの朝を水彩画にした。

新しい年の初めなので、
いつもとちょっと違うことをしてみた。

1.水彩紙
奥津国道先生がお使いになっている
キャンソンの「モンヴァル」を使ってみた。
奥津先生がこの紙を使う事になった逸話が面白い。
奥津先生がパリのとある街角でスケッチしていたら、
女性がキャンソンのスケッチブックを抱えてきて、
「社長がこれを使ってくれと申しております」
と言われたそうな。
スケッチしていた場所がキャンソン社の本社前、
奥津先生のスケッチしているところに
キャンソンの社長が偶然行き会わせたと言うことらしい。
この話はたしか、奥津先生の著書
スケッチブックをもって旅に出ように書いてあったと思うよ。

以前この紙を使ったのは5年も前。
そのときは、乾きが速いし塗り重ねると
下の色が溶け出してしまうしと、
パルプの水彩紙特有の使い勝手が悪い紙
と言う印象しかなかった。

あれから幾星霜、5年も経つとテクニックも色々覚えるので、
もう一回使ってみることに。
なんせ奥津先生ご愛用だからネ。

2.写真
旅先の風景は写真の資料から描くことが多い。
先日のベトナムでも、街角のスケッチは暑すぎてムリだった。
デジカメで撮影した写真をパソコンに表示してスケッチしたのが、
思いの外描きやすかった。

プリントより大きく表示できるし、階調も豊かだ。
よくわからないところは拡大表示も出来る。
いいことずくめだ。

それで、今回もパソコンのモニタに写真を表示して
それを見ながら下書きをして、色を塗った。
さすがに全部をパソコンの前でやるのはしんどいので、
プリントも使ったけどね。
i-padがあったらプリントいらないかも。


と言う訳で紙がパルプなので、
ウェットインウェットは最初の1回だけに。
マスキングマスキングインクは十分使える紙だ。

重ね塗りは筆で「こすらず」に
薄めの絵の具をそ〜っと塗り、
乾く前に筆先でポンポンと絵の具を乗せていった。

絵の具の乗りも悪いので、
薄い絵の具を盛り上がるくらい乗せて濃度を上げた。

修正は簡単にできるので、
ティッシュやスポンジでテクスチャーを作った。
背景の木の部分では盛大にこの技法を使ってみた。

1101Part440.jpg
緑を一度塗ったあと、水をつけた筆でこすって絵の具を溶かし、
ティッシュで吸い取ったあとに、暗い緑を塗っていった。
パルプの水彩紙ならではの技法。

感想は、まあ、正直に言うと
やっぱり使い慣れたコットンの水彩紙の方がやりやすい。
でも、修正が簡単にできるのは素晴らしい。
発色も悪くない。
ウェットインウェットやソフトエッジを多用しなければ
ちゃんと使えると言うことがわかった。

Good Morning Vietnam
サイズ:B4 紙:キャンソン モンヴァル 300g
1707NewBlogBtn.jpg
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posted by くどうさとし at 22:59 | Comment(8) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。

昨年は先生の教室に入り水彩の楽しさを再発見、夢中になりつつある一年でした。
プログをさかのぼってみていたら大晦日の日に私の作品が載っていて
びっくり!感激!
パソコンでみる自分の絵、照れくさいけど(悪くないじゃん)とほくそえんでみたり。
天国のくぅも喜びます。

今年もスキルを学びもっといい絵をたくさん描きたいのでよろしく
ご指導お願いします。
Posted by ウルトラマリン at 2011年01月07日 09:35
こんにちは、杜しま、仙台です。
 あの扱いにくいモンバル・キャンソンでこれだけのコントラストを出す、さすがです。
 このところ絵具と紙の相性をいろいろ試していました。キャンソン紙の時に濃くしようと重ね塗りをすると下の絵具がとけて動いてしまうのでなんでや?絵具のせいかなと思っていましたがなるほど分かりました。ありがとうございました。
 キャンソン紙は安めですし丈夫なのでいいのですが、ここ一番の時にはワットマンやアルシュを水張りして使ってしまいます。
Posted by 杜しま at 2011年01月07日 17:00
ウルトラマリンさん、明けましておめでとうございます。

今年は水彩教室の事をもっとブログに載せていきますよ。
お楽しみに。
水彩画上達の秘訣は、やっぱり描き続けると言うことでしょうか。
今年もよろしくお願いします。
Posted by くどうさとし at 2011年01月08日 10:39
杜しまさん、こんにちは。
モンバルのような木材パルプの水彩紙で濃度を上げるには、
薄い絵の具をいっぺんにたくさん乗せるのがコツです。

全体をウェットインウェットで塗るのは最初だけにして、
あとは部分的に水で湿らせて塗ったり、ソフトエッジを使ったりしました。
重ね塗りは上記のように薄い色をそっと、そしてたっぷりのせました。
Posted by くどうさとし at 2011年01月08日 10:43
こんにちは、杜しま、仙台です。
 ご丁寧なアドバイスありがとうございました。そのような方法でまたチャレンジいたします。この紙は色がとてもクリアに出るのが気に入っています。
Posted by 杜しま at 2011年01月08日 18:15
 こんにちは!

 陽光眩しい綺麗な作品ですね♪
 
 パソコンを見ながら描いておられると聞いて安心しました。写真からは描いていたのだけれど、なんかすごく斬新な感じがして、どうなんだろう?って思ってたので。

 スケッチに行って、形があっているか、どうしても不安なとき、デジカメで撮って、こっそり確認したりしたこともあるんですが、ありなのかなぁ、どうなのかなぁと思ったりして。

 近頃のパソコンは色も綺麗だし大画面だから半分スケッチしているみたいですものね。私も今度試してブログでカミングアウトしようと思います。
Posted by KUROKAWA at 2011年01月08日 23:05
杜しまさん、こんばんは。
奥津先生が使っているので、この紙には何かいいところがあると思い、
今回久しぶりに使いました。
おっしゃる通り、色は明快で明るいですね。
杜しまさんも試してみてください。
Posted by くどうさとし at 2011年01月09日 17:38
KUROKAWAさん、今晩は。

写真を見て描くのは、何も悪い事じゃないですよ。
いろんな意見はあると思いますが、絵づくりは人それぞれの方法があります。
ルーベンスの時代には弟子があっちこっちでスケッチしてきたり、
昔の彫刻をモデルに絵画を制作していました。
実際の風景を見て描くようになったのは印象派の画家たちです。
それにしたって、カイユボットなどは写真から絵を描いています。
ドガ、ユトリロなど、制作に写真を使った画家はたくさんいると思います。

書き出すときりがありませんが、写真の特性を理解していれば
どんどん利用してかまわないと思いますよ。
Posted by くどうさとし at 2011年01月09日 17:45
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