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2011年10月03日

輪郭は描かないゾ! 水彩画「台北の街角」メイキング1

輪郭は描かない と言う描き方

……なんて言うと、なんか特別な描き方するのか! と思われるかもしれないけれど、
そんなたいそうな、秘技みたいなものじゃないよ。
子供の頃、絵を描く、お絵かきをすると、必ず輪郭線から描いてなかった?
小学校の図画の時間でも、やっぱり鉛筆で輪郭線を描き、その輪郭線の中をきれいに塗る……というくり返しで絵を描いた。

だけど、洋画は光と影で描く。
輪郭線を描かない と言う事じゃないけれど、輪郭を描くクセがついてしまっていると、たとえ輪郭線を筆で描かなくても、鉛筆でスケッチした輪郭線の中を塗るという事になって、明暗(調子)を忘れてしまう。実際には明暗を描けば自然に輪郭線が現れてくるんだけどね。

ちょっとややこしいかな。ボクもまだこのクセが抜けないので、輪郭を追って描いてしまうことが度々ある。
今回、輪郭は描かないゾという強い決意で、明暗だけを描くという意識で描いてみようと思う。

(もちろん、輪郭線を描いても魅力的な絵は描けるけれど、それはそれで線を生かした描き方をしなきゃね。)

今日は台湾の取材写真から、台北の街角を題材にした。
資料写真はこれ↓↓

1110TaipeiC440-.jpg

1110TaipeiB440-.jpg

1110TaipeiA440-.jpg

輪郭線を描いたスケッチもあるぞ↓↓。このスケッチはあとで写真を見ながら描いたんだけどね。

台北の問屋街



1110Taipei01_01440-.jpg

鉛筆で薄くスケッチしたら(トレースでもOK)、白く抜きたいところをマスキングインクでマスキング。
この絵では、電線とか、影の中の金属の棒とか。

手順としてはおおむね、

薄い固有色→だんだん濃い固有色へ→シャドウを描く

という感じで。

次に全体を濡らしてウェットインウェットでもっとも薄い色から塗った。
薄い色ばかりではなく、ビルの上の濃いシャドウなんかも塗ってしまう。
薄い色はフワッとにじませて、濃い色は水気の少ない絵の具をこすりつけるように塗るとにじみが少なくなる。

1110Taipei01_012440-.jpg
濃い色をこすりつけるように塗った部分

1110Taipei01_02440-.jpg
いちばん薄い固有色から塗っていった。あとで徐々に暗い部分に色を重ねていく。
上半分のビルは明暗を塗ってみた。

1110Taipei01_022440-.jpg
薄い色はキッチリ塗らなくても適当でOK。女性の赤い色もシャドウ側はスケッチした輪郭からはみ出るくらい。
キッチリ塗るのはあとから塗るシャドウの方。シャドウを入れると自然に輪郭線が現れてくる。

(その2に続く)
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posted by くどうさとし at 20:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 台北の街角 メイキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「グリザイユ技法」で検索したところ、くどう様のウェブサイトに行きつきました。
透明水彩で描かれた絵は寂しげな印象になると今まで思っていたのですが、数々の作品を拝見させて頂き、その認識が間違っていたことが分かりました。
みずみずしく描かれた作品群があまりに素敵だったので素通りもできずコメントさせて頂きました。
描き方なども丁寧に楽しく説明してくださっているので、なかなか同じようにはいかないですが練習してみたいと思います。
Posted by 海風ケイ at 2011年11月13日 00:15
海風さん、コメントありがとう。
水彩は油絵と同じくらい奥が深いですよ。ぜひ、探求して下さい。
一緒に水彩画を楽しんで描きましょう。
Posted by くどうさとし at 2011年11月13日 16:56
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