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2006年04月11日

第1回 日本透明水彩会展

第1回 日本透明水彩会展
2011/7/15(金)〜20(水)

DMjws01.jpg

■出品者
青木美和 あかさかたかし かとうくみ 菊地和広 くどうさとし
田崎まさのぶ 柘植彩子 中野瑞枝 ならざき清春 春崎幹太
春崎陽子 藤木徳男 福井良佑 Mari 若葉恵子

●日時:2011年7月15日(金)〜20日(水)
    9:30〜17:00(最終日は13:00まで)

●場所:横浜 山手西洋館 エリスマン邸ホール
    横浜市中区元町1−77−4
    http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/erisumantei.html

●交通:みなとみらい線『元町中華街』5番出口から徒歩10分
    JR『石川町』徒歩15分
    JR桜木町駅からバス11系統『元町公園』1分

在廊日(予定、変更になる場合もあります。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 日にち   |                | 備考
ーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
15日 (金)|終日 あかさか 青木      |
ーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
16日 (土)|終日 Mari 若葉 福井   |
       |午後 春崎           |
ーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
17日 (日)|終日 春崎、菊地        |
       |午後 くどう(午後3時頃〜)  |
ーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
18日 (月)|終日 あかさか くどう     | 祭日
ーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
19日 (火)|午前 あかさか         |
       |午後 田崎 かとう 福井    |
ーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
20日 (水)|終日 田崎 あかさか      | 搬出
       |   菊地 くどう       |
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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第一回 水彩教室展 その1

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高梨真希
フラワーポット

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三浦裕子
ハレのちハル

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三浦裕子
311〜h・p

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田中千賀
サンタの休日

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田中千賀
ひとやすみ

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伊藤美知子
バラの花

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伊藤美知子


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越野由紀夫
ユリと薔薇

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越野由紀夫
ドライフラワー

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やすだひろこ
ピンクのバラ

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やすだひろこ
枇杷の実

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佐藤久枝
ゆり

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佐藤久枝
静物

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須場 馨
冬景色

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須場 馨
 風車のある風景
世界遺産 オランダ/キンデルダイク

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丈野栄三
冬の味覚

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丈野栄三
桜散策

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第一回 水彩教室展 その2

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飯島陽子
庭の山茶花

1203Iijima02.jpg
飯島陽子
パンジー

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瀧内秀一
黄昏れて

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瀧内秀一
ジンが飲みたい昼下がり

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岩見逸子
ガーベラ

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岩見逸子


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渡辺功一
栗と柿

1203Watanabe02.jpg
渡辺功一
南瓜とざくろ

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新田絹美
青の世界

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新田絹美
愁い

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谷内春子
千倉のみかん

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谷内春子
かぼちゃ

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熱田賀世子
静物

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熱田賀世子
シクラメン

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三田部京子
遠い春

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三田部京子
春の喜び

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萩原美登里
ゆりの花

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萩原美登里
野菜のおしゃべり

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第一回 水彩教室展 その3

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村上典子
印旛沼のサイクリングロード

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村上典子
orange roses

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脇田みどり
紫陽花
−−東欧にて−−

1203Wakita02.jpg
脇田みどり
花嫁の石段

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片桐正明
静物

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片桐正明
奥日光

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安東浩之
サイロのある風景

1203Andoh02.jpg
安東浩之
日光の紅葉

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藤尾陽子
バイブリーの小さな村

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藤尾陽子
ラ・フランス

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清永由紀子
秋桜

1203Kiyonaga02.jpg
清永由紀子
房総の村の秋

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柳澤久子
薔薇時間

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柳澤久子
たまねぎ

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川村京子


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川村京子
晩秋
成田山浮見堂



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2008年10月04日

永山裕子 水彩画展

 ボクが描く様な水彩画は、技法を覚えればある程度描けるけれど、この人の絵をまねるのはムズカシイ。

 昨日、東京で打ち合わせがあったので、銀座に寄り、「永山裕子 水彩画展」にお邪魔させてもらった。永山裕子さんは日本を代表する有数の水彩画家、ご本人は大変謙虚な方だが、大先生方の水彩画は油絵の余技という場合が多いのに対して、永山さんは主に水彩で制作されているので、「日本有数」は間違いない。
 初対面でしたが、気さくに話をして下さって、根が図々しいボクは図に乗ってあれこれお聞きしてミニインタビューの様になってしまった。会場は大勢の方が詰めかけていて、とても多忙な中、時間を割いて下さってありがとうございました。

0810nagayama2.jpg
個展の案内より La Campanella 580×960mm

 さて、このブログは日記とはいえ、水彩画の制作がメインだから、永山さんの水彩画についていくつかお聞きした内容から、永山水彩画作品の「ヒミツ」についてちょっと考えてみたいと思う。
 画材については、お使いの水彩紙は「アルシュ」。理由は「ロールでたくさん買ってしまったので」(笑)とおっしゃっていた。絵の具はシュミンケ、固形かチューブかお尋ねするのを忘れましたが、絵の大きさが透明水彩にしては大きいので、たぶんチューブでしょう。

 特徴的なのは、透明水彩のほかに、ホワイトを効果的に使っていること。ガラスの器のハイライトなど、塗り残しでもマスキングインクでもなくホワイトで描かれていることが多い。
 さらに、あちこちに金泥、銀泥を駆使した表現もあり、深みをさらに増している。たとえば、夜の風景で、窓から漏れる明かりなど、金泥を一塗りしてささっとぼかしている。そういえば不透明なホワイトもぼかされている表現があちこちに見受けられるので、ホワイトを塗ったあとに水でぼかすか、ブラシでささっとなでてぼかしてあるようだ。
 その辺の不透明絵の具の使用についてお聞きしたら、「使える物は何でも使っちゃう、特に(透明水彩に)こだわっていません。」とのこと。透明水彩で描く人はあまりホワイトを使いたがらないが(ホワイトを使うと妙にそこだけ強調されてしまったりして、使いにくいのだ)永山さんの絵は見事にホワイトや金泥を調和させている。ちなみに、ホワイトは「ギターペイントの白とか安いやつ(笑)」。

 永山さんは芸大油画科のご出身なので、よく「油絵が描けるから、水彩でもこんなに描けるのね」と言われるけれど、実は「油絵」は2枚くらいしか描いたことがないとおっしゃっていた。つまり、油絵の様に(油絵の作画をなぞって)作品を描いたわけではないということだ。透明水彩で絵を描いてみるとわかるけれど、絵の具の透明感を生かしながら絵に厚みを持たせるのは至難の業だ。どうしても軽い絵になりやすい。(水彩画を描くとき、その軽さを生かした明るい軽快な絵にするのが普通のやり方だ。)では、どうして永山さんの絵にはある種の「重厚さ」があるのか。
 一つは上に書いたとおり、不透明な絵の具、ホワイトや金泥を効果的にとても巧みに使っていることだ。残念ながら、この効果は普通の印刷では再現出来ない。
 もう一つは絵の複雑さだ。決して写実的に細かく描き込んでいるわけではなく、様々な色が溶け合って、滲んでいたり、エッジが出来ていたりする複雑さで、絵に厚みが出来ているのだと思う。この二つの要素を上手に使えば水彩画に深みを与えることが出来る。ただし、その複雑さを一枚の絵にまとめ上げるにはかなりの修行が必要だろう。

 また、永山さんの絵は、意外にも地味な色の部分が多い。この地味な色と鮮やかな色の対比も一つの見所だ。一見、ビビッドに見える色も地味な色との対比で明るく派手にみえるけれど、実はやや抑えた色合いで巧みにとけ込ませているのだ。だからそこだけがとってつけたように派手派手しく見えることはないが、かといって地味ではない華やかな印象を見る人に与えるという、絶妙なバランスを保っている。

 構成もまた、超人的だ。画面にあれだけたくさんのモチーフが入り込んでいるのに絵になるというのはびっくり。また、永山さんの作品には掛け軸のように極端な縦長の作品も展示されていたのだけれど、これだけ縦長の構図はものすごくムズカシイ。たぶん、ご本人はそれほど試行錯誤もせずにサラリとやってのけるのかもしれないが、その辺は天性のモノという感じがする。構図も決まりすぎず、不安定すぎず、と言うギリギリのバランスで成り立っている絵が多い。
 広がりを感じさせる構図もすばらしい。なぜ、額縁の境を超えて広がっているように感じるのか。一つはやはり決まりすぎないトリミングの妙。もう一つ、絵を見て思ったのは、画面の両端にむかって緩やかに描写が省略されている描き方に広がりを感じさせるヒミツがあるのではないかということだ。画面の端のモチーフも量感は損なわれずにしっかり描かれているが、細部は省略されていて、輪郭が定かでないモノもある。このへんは人間の視野と同じだ。中心は細部まで見て取れるが、視野の端に見えているモノは存在がわかる程度にしか見えない。永山さんの絵もそんなに極端ではないが、よく見ると画面の端に向かって緩やかに省略されている。

 会話の中で、「もっと媚びない絵にしたい」とおっしゃっていた。良く見せようと言うのでなく、自分の中から自然に出てくるモノで絵を描くということなんだろうか。まあ、そうであれば、自分にしか描けない絵というのが自然に出来上がるのだろうけれど、数々の煩悩に毒されている現代人にはなかなかムズカシイ。笑顔で、優しい言葉遣いで語られた裏には、絵に対する厳しい姿勢をうかがい知ることが出来たように思う。

0810nagayama.jpg
画廊の前で記念撮影

 もちろん、永山さんの絵は永山さんのうちから出てくるモノなのだから、まねても同じレベルの絵を描くのはぜったい無理だ。でも、マネをすることですこしずつ自分らしさが出てくれば、やがて自分の絵になる。永山さんの技法書も出ている。詳しい内容はそちらに譲るけれど、その中にも「空気を描く」とか、「白を描くにはたくさん色がいる」とか、「びっくりするほど水を使う」とか、インスパイアされる言葉がたくさん詰まっている。ぜひ読んでみて欲しい。

 と言うわけで、実物をみて、色々勉強になることが多かった展覧会だった。今回の個展はすでに終了してしまいましたが、次回、機会があったら、ぜひ実物を見ることをお勧めする。永山さんの絵は印刷やWebではなかなか再現がムズカシイから。

永山裕子さんのサイト
    ↓
http://www.nagayamay.com/
タグ:永山裕子

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2009年03月21日

水彩女流画家3人展

 3月20日、用があって新宿へ。ちょうど「水彩女流画家3人展」をやっていて、ラッキー!早速お邪魔した。

FemaleArtist3DM.jpg

 「女流画家」は女性の画家が珍しかった時代のことばじゃないかと思う。ちょっと古くないかねぇ。「女性アーティスト」「女性作家」などの方がいいんじゃないかと思ったけど。
 作品はどの作家もプロ中のプロ、いずれも素晴らしい水彩画のオンパレードで圧倒されるなぁ。3人3様の個性が際だっていて、とてもいい企画展だと思う。右近さんの作品は今回初めて拝見したけど、気持ちのいい思い切りよい絵で素晴らしい。タッチなどからアメリカで絵を学ばれたというのがよくわかって面白い。

 会場には青木美和先生がいらしたので、例によって、勝手にインタビューを試みた。青木さんは、気さくな人柄なので気軽にインタビューに応じてくれた。

 作品を見ていると、白くて目の形が明らかにアルシュと違う紙に描かれている作品があったので、水彩紙は何をお使いになるのか聞いてみた。アルシュの中目が多いようだけど、今回は新発売の「ラングトン・プレステージ」を使ってみたとのこと。ラングトンはけっこう有名な水彩紙だけど実はパルプ100%、今度発売されたプレステージはコットン100%の水彩紙だ。値段はたぶんウォーターフォードやファブリアーノとおなじくらいだとおもうので、ボクもそのうち使ってみたい。ほかに、ホワイトワトソンもお使いになっているそう。意外だったのが、アルシュの極細も使っているとうかがったことで、イラストレーターはけっこう使うけど、水彩画家の方で極細を使う方はあまりいない。表面が滑らかで細部の描写がやりやすいが、乾きが速くて必ずしも水彩画に最適とは言えない紙だからだ。青木さんは、乾きは速いけれど薄く塗った水彩の発色が素晴らしいとおっしゃっていた。ちなみに荒目の水彩紙は使わないそうで、青木さんの描き方にはやや目の細かい方があっているのかもしれない。

 つねづね、お聞きしたいと思っていたのが、公募展についてだ。青木さんは特に美術団体に所属されているわけではなく、それらの公募展にも出品されることはないのだろうか。答えは、たまたまタイミング良く大きな絵を描いたときには出品することもあるかもしれないけど、ふだん特に出品しようとは思っていないということだった。絵に「序列」をつけるのがどうも……ということもあるらしい。また、あまり大きな絵をお描きにならないということもあるかもしれない。確かに、10号くらいの水彩画と60号くらいの大きな水彩画では同じ手順で同じように描くのはムズカシイ。
 では、どうやって青木さんの作品は世に出てきたんだろうか?という質問をしたら、笑いながら、いろんな隙間にうにゅうにゅっと入り込むように絵の仕事をしていたら自然に現在に至ったというような事をおっしゃっていた。青木さんらしい(笑)。

 1時間足らずだったけど、楽しいひとときでした。


090320Aokisan.jpg

会場で。左から会場で偶然遭遇した水彩仲間のミケさんとみおさん、青木先生、くどう


青木美和さんのサイト
ミケさんのブログ
みおさんのサイト

 会期は31日までなので、ぜひ、見に行くとよいと思いますゾ〜。

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posted by くどうさとし at 14:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 展覧会・インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

福井良佑新作展「いつか見た空」

0905fukui01.jpg

 mixiでもおなじみ、福井良佑先生の個展「いつか見た空」を見てきました。場所は東京、京橋の「ギャルリー・コパンダール」、13日(水)までです。

 おうかがいしたら、満面の笑顔で出迎えてくれました。展示されていた作品は、Webページでもおなじみの水彩画の数々、沖縄で取材された素晴らしい油絵もありました。
 福井先生の水彩画の特徴は、何といってもまず、美しい色彩でしょうか。もちろん、プロの絵描きですから、画面の構成も素晴らしいのですが、やはり彩りの美しさは抜群だと思います。作品の前に立つと、水彩画でありながら静謐とした、まるで時間がそこで止まってしまったような空間、そしてその中にいつの間にか自分がすい込まれていくような感じがしました。この感じは、Webや印刷ではちょっと再現が難しいので、ぜひ実物をご覧になることをオススメします。
 また、同時に展示されていた油絵がこれがまたすごい。沖縄へ行ったことのある人は、「パシッ」と手をたたいて、「おお、これだ、沖縄の海と光だ!」と思わず叫びたくなるようなすばらしさです。ボクも何度か沖縄や八重山諸島で海を見たので、この光の感じはすっごくよくわかります。

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福井良佑先生(左)作品はWebに制作過程が掲載された「鎌倉高校前」


 ちょうど挿し絵画家の丸山薫さんも個展を見にいらしていたので、福井先生を交えて絵の話が弾みました。
 いつもプロの方の個展にお邪魔したときは、ちょっぴりあれこれお聞きすることにしています。皆さんも、どんな紙を使っているかとか、興味あるでしょ?
 福井先生は、室内での制作はアトリエでなさるのかと思ったら、アトリエばかりでは気分が乗らないときもあるので、リビングとか、テラスとかで制作することもあるそうです。な〜るほど、先生のWebサイトは「水彩画テラス」ですからね!。

 画材についてもお聞きしました。紙は基本的には「アルシュ」が多いということでしたが、他に「ウォーターフォード」もお使いとのことです。もちろん、他にもいろいろな水彩紙を試されているのは、先生のWebサイトギャラリーでうかがい知ることが出来ますが、現在はこの2つがメインのようです。暖かい感じの絵にはクリーム色のアルシュの荒目を、海の絵のような寒色系の絵には白いウォーターフォードをお使いになるとの事でした。ウォーターフォードはクリーム色のナチュラルと、白いホワイトの2種類があるので、先生がお使いのウォーターフォードはホワイトだと思います。

 絵の具の銘柄には特にこだわりは無いとのこと。ホルベインでも、W&Nでも、最近の絵の具はそれほど性能差は無いのではないかとおっしゃっていました。実際にどの銘柄をお使いか、お聞きするのを忘れてしまいました。たぶんW&Nだろうと思います。

 技法についても少しお伺いしたのですが、先生がまた技法書をお書きになるかもしれないので、ここでは書きません(笑)。別にヒミツの技法があるわけではないと思いますが。ただ、1つ、「スパッタリング」をお使いになっているのが意外といえば意外でした。とても繊細な使い方で、ボクも真似してみようと思います。


 
0905fukui03.jpg

挿し絵画家 丸山薫さんと福井先生
絵はよく見えませんが、竹富島の海を描いた油絵。


 ギャラリーのテーブルにすっかり腰を落ち着けて話し込んでしまいましたが、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。いや〜、楽しい個展でした。

福井先生のサイト「水彩画テラス」はこちら

丸山薫さんのサイト「丸山 薫好きなものギャラリー」はこちら



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2009年06月09日

永山裕子 水彩と素描展(お知らせ)

 画家、永山裕子さんから展覧会の案内を頂きました。6月末からなので、余裕を持ってスケジュールを立てられますね。銀座なので、全国の皆さん!というわけにはいきませんが、でもボクの心情的には、新幹線に乗ってきても見て欲しいくらいですよ。水彩を描く方、水彩画が好きな方、ぜひ見に行きましょう。

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永山裕子 水彩と素描展
東京セントラル美術館(銀座2丁目/名鉄メルサ5F)
6月23日(火)〜7月5日(日)
午前10時〜午後6時(最終日5時まで)



 Webや画集ではなかなか再現がムズカシイ永山さんの水彩画、まあ、水彩画は微妙なトーンやにじみのテクスチャがあるので、印刷やWebで正確に再現するのはムズカシイのですが、永山さんの絵はホントにムズカシイだろうなぁと思います。先日発売された画集では、出版社もずいぶん原画のイメージに忠実に再現しようと努力されたと思うんだけど、やはり本物に勝ることはありませんからね。

0906NagayamaDM2.jpg


 会場のセントラル美術館、検索しましたがオフィシャルHPが出てきませんでした。銀座通りに面しているのでわかりやすいと思いますが、銀座2丁目にあるメルサの5階です。
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 不定期で制作のデモンストレーションがあるようです。もしたまたまデモに当たったらラッキー。ただし、いつやるかは不定なようで、問い合わせも不可だそう。

 前回の泰明画廊での個展でインタビューさせてもらったときの記事も、よろしければお読み下さい。→こちらです。

永山裕子さんのHPはこちらです。



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2009年07月02日

永山裕子 水彩と素描展

 あいにくの梅雨空でした。でも、やはり見逃せないので、銀座へ行ってきました。東京セントラル美術館「永山裕子 水彩と素描展」。
 
0906Nagayama.jpg


 デモ制作もあると聞いていましたが、今日は残念ながら無し。で、ご本人にもお会いできませんでしたが、会場の真ん中にデモをやるためのモチーフが山と(笑)積まれていて、デモで描かれた絵が数枚、無造作に展示されていました。デモとはいえ、でっかい。ここまでやるか〜っと思うほど、パワーを感じました。

 今回、会場内の様子は撮影禁止だったので僕のへたくそな文章だけです(笑)。とにかく会場の壁面が広いので、「これでもか!」ってくらいに素晴らしい作品が並んでいました。去年の10月の個展から8ヶ月しか時間が無かったのに、ここでもパワーに圧倒されました。

 結構大きな作品も多くて、中には日本画(掛け軸)を意図したような縦長の作品も多く展示されていました。透明水彩の場合、油絵と違って作品の大きさは紙の規格によって決まってしまうのですが、(アルシュのロール紙を使っても最大80号くらいだと思います。)ふだんせいぜいB3(8〜10号)くらいの絵しか描かない身としてはタテ1mくらいもある作品はやっぱりずいぶん大きいと感じます。いやー、これくらい大きいのを描いてみたいねぇ!。透明水彩は油絵と違って、水気が乾く前に一気に描かなくてはならない段階があるので、油絵より瞬発力がいりますよ〜。その代わりすぐ乾くので油絵ほど時間はかかりませんが。

 今回展示された絵は静物、それも花が一番多く、あとは風景、人物などでした。バラの赤が鮮烈で印象的です。本によると絵の具はシュミンケをお使いとのことで、赤はオペラを下地に使うとありました。でも、オペラはシュミンケにはないので、作品には「マゼンタ」を使ってるんじゃないかと思います。(シュミンケのマゼンタは1本1.500円位しますよ。)ホルベインのオペラはやや退色しやすいので日に当てないようにしないと。ちなみに、永山さんの本にでている「ローズマダー」も退色しやすいのでご注意を。

 絵を見ていくと、たまにキラキラ光る粉が混ざっているのを見かけます。でも、嫌らしくならないくらいに控えめに使われていました。永山さんは結構、金粉や銀粉、金泥なんかを使っていて、これがすごく効果的です。

 今回は僕の好きな風景画が少なかったのが不満ですが(笑)、それでもやはり圧倒されます。水彩ばかりではなく、「ボタン」を絵の中にコラージュした作品や、男(たぶん中東の男性)を描いた絵には腕時計が貼り付けてありました。ユーモアあふれる作品。創造性のある作家は、1つのスタイルに収まりきらないので、時々爆発するのかもしれません。

 ところで、永山さんの作品には1色のウォッシュで塗られた部分が見あたらないということに気づきました。一部タイルの模様を描いたところは1色みたいでしたが、塩をまいてテクスチャをつけてあるので、厳密には1色とは言えません。気になるので捜してみたら、たった一箇所、「ボタン」という10号くらいの作品で、青い絵の具をポタンと落としたところが1色でしたが、これは厳密にはウォッシュとは言えません。
 ふだん僕らが絵を描くときのように、輪郭線の内側をウォッシュで塗るという行為は一切行われていないようです。このへんに永山さんの画風のヒミツがあるのかも。気になるので、もう一回会場を一回りして見ましたが、やはり輪郭線に沿って縁取り、中を塗ったところは無いようでした。色を塗るというより、光を描くという方がいいでしょうか、輪郭を描かずに明暗で光と色を描いていくと自然にモノのかたちになるという感じです。たぶん、DVDを見ると、その辺がよくわかるのかも。

 ちなみに、DVDといえば、新作の「永山流 水彩画法」─果物と紫陽花を描く─ が発売されたそうです。ああ、まだです。7月15日だそうです。会場では先行販売されていましたよ。

 というわけで、長々と書いてしまいましたが、東京近郊の方はぜひ、見に行かれることをおすすめします。といっても5日(日)までですが。
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2009年09月21日

青木美和透明水彩画展

 青木美和さんの透明水彩画展が日本橋のギャラリーであったので行ってきました。いつも図々しく押しかけるのですが、その上あれこれ質問したり、大変ご迷惑をおかけしているにもかかわらず、相変わらず、気さくな笑顔で迎えてくれました。感謝。

0909aoki02.jpg


 会場は日本橋のギャラリーび〜た。それほど広くはありませんが、とても落ち着いていていいギャラリーでした。
 作品はいつも通りと言うべきか、ホントに美しい水彩画だということは言うまでもありませんが(笑)、なかなか真似のできないイメージで、ボクも何度か挑戦してみたけれど、やはりこれほど柔らかくて光に溢れている絵には到底及びませんでした。

 とても盛況で、ボクがうかがったときにはたくさんの方が会場にいらして、青木先生もお忙しそうでしたが、少し人が引いたところを見計らって、水彩教室のことなど、いろいろお話しをさせていただきました。
 日本では絵を買って飾るという人がまだまだ少ない、と言う話題から、青木さんのところにあった版画出版の話が出て、一般的に版画にするとリーズナブルな価格で作品が購入できるのですが、水彩画の場合は版画を作って販売してもらうと、原画の値段とそんなに変わらなくなってしまうと言う、水彩画特有の問題点などにも話が及びました。日本では、まだまだ「価値のある絵だから」買うと言う風潮があって、「この絵が気に入ったから買って飾ろう」という方は少ないように思います。また、水彩画などを気軽に買えるギャラリーがないせいかもしれません。

 すぐ近くのギャラリーくぼたで「日本スケッチ画会」の展覧会もあり、そちらにも青木さんの作品が3点展示されていました。今日は一日画廊三昧という感じでした。
 青木先生、どうもありがとう。

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ギャラリーで記念撮影。


 ギャラリーび〜たはスケッチツアー専門の旅行代理店トラベルプランという会社が経営されているようです。10月7〜13日には右近としこさんの個展も予定されています。

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posted by くどうさとし at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会・インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする